難聴・耳鳴りを音で改善する画期的アプローチ

気づいたら聞こえなくなっている耳

先日から音と周波数について学ぶことが多く、その中で人間の可聴域は20Hz20,000Hzであるということを伝えていた。(一連の音や周波数に関する私の記事にご興味がある方はこちら

 

 

ただし、加齢が進むと高い周波数の音は聞こえなくなって来るということをご存知の方もいるかと思う。ふと、自分の聴力の現状を知りたくなり、ある優秀な聴力チェックアプリを使い調べてみたところ、すでに私は10,000Hz前後で聞こえにくくなって来ていることがわかった。

 

 

 

特に騒音環境で過ごしている訳ではないので、間違いなく加齢と共にというやつなのだろう。そして、これまたふと思った。たまに、”キーン”という高い音の耳鳴りがすることがある。あれは何だろう?ムクムク疑問が湧いてきて、いつもの私のお勉強の始まりである。

 

耳鳴りは難聴への階段をのぼるサイン

難聴、耳鳴りは耳鼻科医にとって最も出くわす頻度の高い二大症状である。

 

 

難聴は、伝音難聴(音がうまく伝わらないための難聴)と、感音難聴(音をうまく感じられないための難聴)2つに分類される。

 

 

 

耳鳴りは明らかな外界からの音がないのに自覚的に感じる音の感覚をいう。音がないのになぜ耳鳴りが生じるのかは、正確なところは分かっていないのだが、耳鳴りと難聴との関係を見てみると、難聴の約50%が耳鳴りを訴え、逆に耳鳴りがある人の約90%に何らかの難聴が見られるのだそうだ。さらに、伝音難聴で25%、感音難聴では60%の人が耳鳴りを訴えるという。

 

 

 

つまり、耳鳴りの大半は難聴に伴って生じており、最も多いのは慢性の感音性難聴、いわゆる加齢に伴うものなどだ。ひと昔前までは、耳鳴りは加齢現象の1つと諦め、医療機関を受診しない人が多かったそうだが、最近は、耳鳴りの人の20%程度が医療機関を訪れるようになり、以前よりクローズアップされて来たのだとか。

 

耳鳴りの音は語る

そして興味深いのが、耳鳴りの音色は難聴で聞こえなくなった音と似ているらしいのだ。つまり、高い周波数の音が聞こえなくなると「キーン」といった高い音色の耳鳴りが生じる場合が多いのだという。だから、私が10,000Hzあたりからそれ以上の高い音が聞こえにくくなっているので、「キーン」という音がするのはぴったりハマるというわけだ。

 

 

伝音、感音いずれにしろ難聴により音の入力が不足すると、脳は音への感度を上げて対応しようとして、その結果として耳鳴りが生じるのだそうだ。だから、耳鳴りは難聴に伴う反応なのだ。

 

 

では、これに対してどう対処していけばよいのか?

 

 

基本は、難聴に伴う耳鳴りなのだから、難聴を治療することから始まる。ただ、難聴の治療は一般的には簡単ではない。そして、耳鳴りに対しては種々の薬物療法が行われるようだが、現時点では耳鳴りを消失させる薬物はまだない。そこで、耳鳴りに対する治療法に乗っ取った私のアプローチをご紹介したい。

 

難聴・耳鳴りにはある音が必要

耳から入った音を最終的に認識しているのは脳である。脳というのは実は、音があってもそれを「聞かない・聞こえない」状態にもなるし、逆に、何かの音に注目すればよく聞こえるようになる。そこを利用する。

 

 

かなり進んだ難聴なら、補聴器を使い音の入力を回復させるのがよい。なぜなら、脳の音への感度が下がるので、耳鳴りも気にならなくなる。これが一般的な耳鳴りに対する音響療法なのだ。音響療法というのは、耳鳴りをマスキングしない大きさの音、すなわち耳鳴りより少し小さめの音を環境音として流しておくことで、音があるのにその音を認識しないようになるというもの。

 

 

そこで私のアプローチは、難聴の程度にかかわらず、難聴・耳鳴りの人に対してイーマサウンドのある宝石の音(周波数)を部屋でBGM的に小さめの音で鳴らしておくというもの。イーマサウンドをまだよくご存知ない方は私が書いているこちらをご覧ください。また、前述の音や周波数に関する私の別のページも参考になります。

 

 

とにかく、この宝石の音(周波数)は高い音であり、私のような高い周波数帯域が聞こえにくくなって来ている人にはぴったりの音だと自分で感じる。そもそもこの宝石自体に難聴・耳鳴りを改善する周波数が含まれているので、それが過去多くの臨床結果に現れている。それを自分に使うとは思っていなかったが、しばらく私もこれで実験してみようと思いすでに取り組んでいる。

 

 

ただ、小さな音を聞いているだけだから副作用もなければ悪化することもない。医療機関で改善が見られず、気休めの薬を毎日飲むくらいなら、仮に少し時間がかかっても試してみる価値はある。おそらく数ヶ月後には私の聴力は回復傾向を示していると思っている。

 

 

ご興味ある方はいつでもご連絡いただければ結構。医療機関では有効な手立てがないモノの相談に乗るのが私のミッションのひとつ。何でもは出来ないが、出来ることもたくさんあるということは頭の隅に入れておいて欲しい。

 

 

 

カラダ・知る・ジム BODY TIPS

コンディショニングトレーナー

亀田圭一