運動は嫌いだけど健康でいたい人たちにもヒカリを

いつまでも健康でいたい症候群

健康は何よりも大切です!という人ってどのくらいいると思いますか?

 

 

私のところに来る人には、最初に必ず聞く質問がある。それはシンプルに「どうなりたいのですか?」ということ。それぞれにいろんな望みを持って来られると思うので、こちらとしては聞かないと始まらない。

 

 

すると、女性ならダイエットしてキレイになりたい、男性ならもう少し筋肉をつけてカッコ良くなりたいなど、そういうストレートな望みひとつなら良しとして、ほとんどの人はそこからアレもコレもとたくさん加わる。

 

 

で、すべて聞いた上で、「結局どうなりたいんですか?」ともう一度聞く。そうすると十中八九返ってくる答えが「いつまでも健康でいたいんです!」というもの。その瞬間、また来たかー!と思うのだ。

 

人それぞれの健康観

コレ実はイチバン困るお題で、なぜならあなたにとっての健康って何ですか?というところにかかっている。どういう結果を出せば、あなたは健康という目標を手に入れられるのでしょう?概ね、こういう人の健康観は”病気にならない”というものであることが多い。それって可能でしょうか?仮に私のところにこまめに毎週のように通ってくださっても、絶対に病気にならないなんて不可能だ。

 

 

そんな話をすると、もちろんです!と理解していただき、そこから会話を進めていくと浮き彫りになるのが、「運動嫌い」または「運動が苦手」ということ。だから、普段からそのようなことは何もしていませんと言う人たちがそこそこいらっしゃる。

 

 

ここでひとつの大きな観念が露わになる。それは運動=健康というもの。これはもう多くの人が言っているが、競技者レベルはもちろん、熱心なランナーなどそれなりに負荷の高い運動は健康に直結しない。だから、私もレベルに応じて物を言う。

 

 

一般的な生活の人には、いわゆる「軽い運動」を勧めている。軽い運動ってどのくらい軽いかと言うと、例えば毎日歩く時間を増やす、駅ではエスカレーターではなく階段を昇るなど。または、家で5分、10分程度のカラダを動かすことをお教えしている。だが、そこでやる人とやらない人が出て来る。

 

あなたにとって健康は何番目に大事なモノですか?

ここに興味深いデータがある。これは博報堂生活総合研究所による10年に一度のアンケート調査結果だ。アンケートはシンプルに、「あなたの欲しいものは何ですか?」3つまで答えてくださいと言う形式。あなたも答えてみて欲しい。そして、アンケート結果と照らしてどうだろう?

 

 

これを見る限り、どうやら健康はいつも2位のようだ。私は素直にいつも思うが、1位はお金で納得しなくはない。しかし、お金があっても仮に一般生活を送れない不健康な状態だったら幸せだろうか?逆に、お金が満足レベルになかったとしても、健康であれば何でも出来る。しかし、結果は万年2位なのだ。

 

 

最近では過労死などが取り沙汰され、企業の残業なども減っているようだが、見渡す限りは多くの人が仕事を中心に何かと忙しく、いろんなものに追われて生きているように見受けられる。そんな中で帰り道に少し歩くとか、家に帰って5分、10分のカラダを動かすことも億劫になることに全く理解を示せない訳ではない。ただ、何もやらず、それでも健康でいたいんです!と言う人は、本当に健康が欲しいモノのベスト3に入るのだろうか?

 

誰でも出来るイチバン大切なことを初公開

ジムに入って運動すれば今より健康になれる筈!まず第一に、そんな思考はいい加減に捨てることだ。家で5分、10分の運動も出来ない人がジムに入っても続かない。いやいや、家だとモチベーション上がらないけどジムならとか言う人もいるが所詮は関係ない。

 

 

ジムワークやスタジオワークが悪いのではなく、健康のために必要なことはむしろ家の方がやりやすいのだ。私のところに通うクライアントさんにしかお伝えしていないのだが、今日は何をどうすれば良いのか少しだけお話ししよう。

 

 

まずイチバンにすべきはカラダの歪み取り。そして、その前に自分のカラダの歪みを確認すること。これは立ち姿勢のみならず、動くときの歪みも見るのが大切。そして、それを行う時は必ず上半身裸で大きな鏡の前でやることをお薦めする。(*もちろん、私のところに来ても男女関わらず上半身裸にはしませんのでお安心を)ただ、流石に家族しかいなくても上半身裸はちょっとという女性なら、せめてお腹と肩から鎖骨あたりが露出できるスポーツウェアならOK!

 

 

そして、両手を腰に当て、ゆっくりお辞儀をする。その時の左右のカラダの動きを注意深く観察して欲しい。必ず左右同じタイミングで、同じ動きをしない筈だ。それを修正するだけでカラダが動きやすくなる。それが出来たら、今度は腰に手を当てたまましゃがんでみる。さっきお辞儀で左右の動きを調整したばかりなのに、スクワットになるとまた左右で動きがバラバラになって来る。それをまた修正する。そうすると足腰だけでなく、肩や背骨の動きまですべて軽快に動くようになり、きっと感動すら覚えるだろう。

 

 

でも、その修正をどうやってするかがわからないと言われそうだが、別に出し惜しみしているのではなく、どうしたってそれを文字では伝え切れないだけ。ただ、上半身裸でこの二つの動きをしながら左右のカラダがどうやって動くかを見て、その違いに気づくだけでも大きな価値がある。どうやって見るのか、どうやって修正するのかを本格的に知りたい人は一度お越しいただくしかないので悪しからず。

 

必要なのは運動ではなく”動くこと”

人それぞれの健康観で構わないのだが、私の中の健康の定義は「いつまでも思い通りに動けること」これに尽きる。それはカラダにとどまらず、アタマもココロも自由でいることに大いに関係する。カラダの硬さ、歪みはすべてに繋がる。

 

 

必要なのは運動ではなく”動くこと”

 

 

前述の博報堂生活総研によるアンケートにある欲しいものだが、よく見るとどれもアタマで考え、ココロで思っているばっかりのモノが多くないだろうか?願望はいつまで経っても願望のまま。本当に欲しいなら”動くこと”

 

 

だから、カラダはとても大切なんだということに気づければ第一歩も踏み出せるのではないだろうか?

 

 

 

 

カラダ・知る・ジム BODY TIPS

コンディショニングトレーナー 

亀田圭一