正解を欲しがる人間がつくるAIの課題

機械学習からニューラルネットワークへ

昨日、ある筋から情報をもらいたいへん有能なスマホアプリを手に入れた。それについて書き出すとたくさんスペースを使ってしまいそうなので止めておくが、まさにその裏にはAIの存在抜きには語れない。

 

 

今朝の新聞でそのAIのニューラルネットワークに関する記事を見た。読んで初めてひとつ自分の認識違いを知った。AIは大量データの学習とアルゴリズムにより、モノによっては人間より速く、より適切な答えを導き出すものと思っていた。しかし、どうやら少し違うらしい。

 

 

簡単に言うと、AIには機械学習という分野があり、それはひと昔前のプログラムにより、こうである時はこう進み、そこでこうなったらこちらへ進むという具合に事細かに演算処理を指示しなければ動かなかったモノ。

 

 

しかし、今はその先に進んでニューラルネットワークというものを使っている。それは言葉通り、人間の脳の動きを模した神経回路のこと。データを入力した後は、何万本もの神経回路を進み、シナプスのようにネットワークを縦横無尽に進み、答えを出力する。

 

 

そして、その途中のネットワークを何層も掘り下げて進むそこをディープラーニング(深層学習)と呼ぶ。より人間の思考回路に近づき、社会がAIに判断を委ねる場面が増えてきている。今や企業の面接や銀行の融資ローン受付などをAIに委ねるケースがあると聞いている。果たして本当にそこで適切な判断が出来るのか?

ニューラルネットワークにもあるバイアス

融資ローンの審査などでは、過去の返済履歴やその他のデータによる規則性を読み解き実行されるようなのだが、仮に融資を受けるのが初めての人であればデータは不足するように思える。

 

 

ここで登場するのが、b(バイアス)というパラメーター。これまた読んで字のごとく、”偏り”を表す係数だ。私たち人間には必ず何かしらのバイアスが存在する。それはいちばんシンプルには、好き嫌いというものだったりする。

 

 

そんな曖昧なものをどうやって掛け合わせるのか?そう不安に思う人がほとんどだろう。だが、それはブラックボックスであり、誰もその過程がどのように処理されるのか説明は出来ないらしい。

 

私たちはアルゴリズムには明確なルールがあり、基準もあり、それを指標に答えが導き出されると思っている。しかし、例えばこのローンの可否を決めるAIには、ローンに従事する人たちの長年の判断データをもとに学習を積むのだそう。だから、もしAIが特定の人にローンを出さないと判断するなら、それはローン従事者のバイアスの繁栄だという。

正解を求める前に必要なこと

人間は何かを判断する時に必ず根拠を説明出来るかというとNOだろう。「なんとなく〜」という言葉を頻繁に使うのが人間だ。

 

 

さらに、私なども人のカラダを見る職業ゆえ、まさに長年の経験に基づく直感的な判断をかなりしていることは否めない。もちろん、それは100%ではないのだ。出来る限り自分の思い込みや思念は外して見るよう心がける毎日だが、それも100%ではない。

 

 

私の職業的な判断基準の話はまた別の機会にするとして、いま思う大事なひとつのことは、ボタンを押したらポンと正解が出てくるという妄想を捨てることだと考える。そういう便利な時代に生きているのだが、全てそうはいかないということを知ることだ。

 

 

正解を求めようと模索する中で得られる経験が何よりも大きな財産になる。その過程で挑戦したり、判断したりする。それらはすべてカラダに刻まれるのだ。

 

 

そして、出来ることならそのひとつひとつの経験に不必要な意味付けをしないこと。ここまで出来たら素晴らしいと思う。そういう私も未だにそれを完全にマスターしていない1人だが(汗)

 

 

結局、AIも含め未来をよりよいモノにしていくのは人間であり、そこで大事なのはアタマもカラダも使うということではないかと思うのだ。

 

 

 

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Photo by Fahrul Razi on Unsplash